鋼管(ステンレスを含む)と、様々なねじ込み継手との接続箇所からの漏れを修理することができます。
継手の端面(ふち)のみを押えるため、継手の寸法や形状に関係なくご使用できます。
水・湯・オイル・蒸気の各流体の漏れ止めに最適です
■ 商品説明
締め付けることでゴムを漏れている個所に押し出し密着させることで漏れを止めます。そのため、バルブ、フランジ(フランジボルトの六角頭がある側)、ドレンねじ継手、ステンレス継手、エルボの両端、チーズの三方向など今まで取り付けられなかった箇所にも取り付けることができます。しかし、マルチ継手の耐圧力は1MPaまでですので、兼用型、専用型が使える場合はそちらを使用されることをお勧めします。
■ 商品仕様
製品名 | 鋼管マルチ継手型 32A |
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型番 | M32A |
メーカー | 児玉工業 |
銅管直管のピンホールや腐食漏れの箇所を修理することができます。
D1・・・66、D2・・・43、W1・・・114、W2・・・108、L1・・・28、L2・・・29、使用六角角レンチ・・・8、10mm
●1MPa(10kgf/cm)
●耐熱温度-30~80℃
鋼管マルチ継手型圧着ソケット使用方法
- 【前処理】補修する部分のさびやシール材をワイヤーブラシ、ヤスリなどで落とします。さびこぶ等の付着物はノコ刃などで確実に取り除き、段差部を直角に仕上げてください。
- 【ゴムリングの取り付け】管にゴムを巻きつけ、継手の端面(ふち)にゴムが接するように移動させます
- 【M-F型金具の取り付け】M-F型金具をゴムの上にかぶせ、軽くボルトを締め、パイプに固定してください。その際ゴムと継手部分の間に隙間ができないように注意してください(ゴムのつなぎ目が金属のKKマークの中心付近に来るようにかぶせてください)
- 【M-S型金具の取り付け、締め込み】M-F型金具の後方(継手から遠い側)に、M-S型金具を取り付けます。M-F型金具が継手から離れないように、M-S型金具を前へ軽く手で押しながらボルトが回らなくなるまで強く締めこんでください
- 【M-F型金具の締め込み】最後にもう一度、M-F型金具をボルトが回らなくなるまで締めこんでください。