先日、ご近所さんから鹿肉を頂きました。
そのご近所さんの知り合いに狩猟をしている方がいるそうで、一度鹿肉をいただいたのですが、とてもおいしかったので是非購入したいと話をしたところ、7kgの鹿肉が送られてきました。
お代は送料とサクランボをおくるからその時の代金を折半という話です。
ステーキなどにできそうな固まり肉と、あばら骨などもあり、興奮して下味をつけてバーべーキューにしました。
獣特有のにおいが好きな私はたいへんおいしく頂いたのですが、鹿の脂は融点が高いのか、食べているとすぐに固まってしまいます。
固まると羊肉の脂身のようになかなかクセが強くて食べていると気持ち悪くなってきます。
赤身肉はさっぱりしているのですが、脂身はなかなかキツイ。
次は下茹でを2回して煮込みにしました。
下茹でをするにも鍋にアバラ骨が入りきらず苦戦しながら・・・
下茹でをしている時も脂が大量にとけだしてキッチンが油まみれになってしまいます。
丁寧に油をとりながら煮込みにしたら、いい具合の臭みの煮込みができました。
また、別の日には下味をつけてから燻製にして、やはり脂身を丁寧にとってジャーキー風にしました。これもなかなかの出来!
正直、脂身の処理が大変で、ステーキで食べられるような肉だけ欲しいなと思いますが、鹿の命を頂いているわけです。
ご近所さんの知り合いの狩猟をされている方は、鹿の解体もされているわけなので、その労力は脂身の処理の比ではないでしょう。
命を余すことなくいただくことの大切さを学びました。
大量に出る鹿の脂を何かに利用できないかと思う今日この頃です
2020-06-23 08:16